2020/3/2 本日の日経平均

2020年3月3日

先週金曜のアメリカは下げに下げた結果ダウが25000ドルを割れた達成感、VIXが上昇も50前に下落し一旦はリバウンドの試す形となったが、カプラン米ダラス連銀総裁の「市場の混乱巡るFOMCの行動についてコメントするのは早すぎる」一言がリバウンドに水を差す動きとなる。

しかし、午後パウエルFRB議長の「新型コロナが経済活動に与えるリスクの高まりを示している」「経済拡大を支えるために適切に行動する」の利下げの可能性を示す発言を受け、上昇に転じマイナス縮小し引けた、ナスダックに関してはプラス引けとなった。

米国株15時 ダウ676ドル安 景気懸念で、FRB議長声明受け下げ幅縮小:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXLAS3LANY02_Z20C20A2000000/

ダウ:25,409.36 (-357.28)-1.39%
ナスダック:8,567.37 (+0.89)-2.77%
S&PP500:2,954.22 (-24.54)-3.03%

週末には、中国2月の景況感指数は、製造業と非製造業がともに統計を遡れる2005年以来の過去最低を記録し、週末時点ではアメリカが引けにかけて上げた分を全てを戻す形となった。

本日の日経は、週末の影響から300円近いマイナスの210000ス円割れスタートもじわりじわりと買われ21000円付近まで戻す形も上値重い形であったが、黒田総裁の発言を受け21000円を抜け上昇した。

異例の日銀総裁談話、円高・株安の悪循環警戒  :日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO56259590S0A300C2EA2000/

一時21593円まで上昇するも、引けにかけて売られ21344円引けた、先物に関して更に売られ21170とコロナウィルスの懸念からまだまだ上昇は難しいと思わせる動きとなった。

引け後にでた情報で日銀が「ETF10002億円」のいつもより約300億多いETF買いが入った事と、今までは細かい条件は別にあるが前場引けTOPIX-0.5%をトリガーETF買いを行うというわかりやす物から、突然のこのサプライズ買いは今後海外勢の動き変わるきっかけになればと思う。

始値 高値 安値 終値
20,849.79 21,593.11 20,834.29 21,344.08

新高値・新安値

新高値 新安値 値上がり 値下がり
1892 241

騰落レシオ

6日 10日 15日 25日
39.48 41.15 44.99 60.09

空売り比率

価格規制あり
(前日比)
価格規制なし
(前日比)
合計
38.4(2.6 ) 7.2(-0.4 ) 45.6(0.8)

雑感

Posted by dbgrayin